成長を続けるマッチングアプリ市場に、この夏新たなアプリ“maggmet(マグメット)”が登場。
お相手とメッセージをせずにいきなり会える、というかなり斬新なアプリですがその実態はどうなのか。料金体型やアプリの特徴、サクラ疑惑などmaggmetについて気になる情報をまとめてみました。
月刊MA編集部を代表して、僕が実際に使ってみたリアルな本音をぶっちゃけたいと思います。
maggmetとは?基本情報とアプリの特徴
maggmet(マグメット)の基本情報
- 名称:maggmet(マグメット)
- 種別:カジュアルミーティングアプリ
- リリース日 :2019年7月
- 対応端末:iOSアプリ (要iOS11以上)
- 利用条件:18歳以上
- 対象エリア:東京23区内(順次拡大予定)
- 運営会社:株式会社T2DG
maggmetはメッセージのやりとりを省いて気軽に会える「カジュアルミーティングアプリ 」というジャンルで、2019年7月にリリースしたばかりのアプリです。
人の良さはメッセージではなく顔を合わせて初めてわかるという理由で、位置情報を使ったスピーディーな出会いを仕組み化しています。
メッセージがないという意味では人気デーティングアプリのdine(ダイン)に近いかも。
デザインはtinder(ティンダー)に寄せてるような気がする
maggmetの4つの特徴
①会うためにメッセージをしなくていい
maggmetは「人の良さは趣味嗜好が合うかどうかではなく、実際に会って感じることでわかる」というコンセプトで開発されたアプリ。
従来のマッチングアプリのようなメッセージのやりとりは省き、とりあえず近くの人に会ってみよう!というノリの軽さが特徴です。
会う時にどうしても居場所がわからない場合に限り、メッセージ機能が使えるらしい
②リリースされたばかりなので利用者が少ない
まだリリースされたばかりですし、SNSで大きく話題になっていることもないので利用者数は少ないです。
③若者向けのアプリ
maggmetでお相手募集をする際、今の雰囲気に合わせて選ぶ様々な「タグ」があるのですが、このタグの中に若者言葉が多いんです。「わかりみが深い」「卍卍卍」「あげみざわ」など……
今の気分は「卍卍卍」ってわかる人にはわかるのか
④危険人物がいる可能性が高い
上で紹介したお相手募集の際に設定するタグの中に、明らかに危険人物に都合がいい表現がたくさん含まれています。「儲け話あります」「パパはどこ」「ママはどこ」「ワンチャンあるかも」など……
マッチングアプリの危険人物といえばやっぱり業者。大手のマッチングアプリが散々この業者対策に悩んでるなか、あからさまに業者を集めるようなやり方はもはや出会い系サイトに近い
似ているアプリ「タップル 誕生」とは?
maggmetみたいに気軽!だけど安全なアプリが使いたい人には「タップル」がオススメです。
タップルは大手企業サイバーエージェントグループによって運営されているマッチングアプリなので、セキュリティ対策はバッチリ。20代の5人に1人が使っているほど若者に大人気なので、出会える確率はかなり高いです。
タップルについて詳しく知りたい方はコチラ⬇︎⬇︎
出会うまでの流れ
自分が募集者になる
①今の雰囲気をアイコンから選び、詳細をタグや写真で設定
②地図上にピンが立つ
③参加者からリクエストが届くので許可する
④参加者が募集のピン付近にくると自分と相手の位置詳細が公開される
⑤端末のフラッシュを使って相手に位置を知らせる(チャットで詳細を伝えることも可)
誰かの募集に参加する
①地図上に表示される募集にリクエストを送る
②リクエストの許可をもらったらピンの位置まで向かう
③募集者の近くまで行くと自分と相手の位置詳細が公開される
④端末のフラッシュを使って相手に位置を知らせる(チャットで詳細を伝えることも可)
出会うための手段は募集するか参加するか。物足りない気もするが、これはこれでシンプルでわかりやすい
maggmetの料金
maggmetのアプリをダウンロードし、お相手の募集をかけたり誰かの募集に参加するまでは無料でできます。
マッチ後お相手が近くまで来た時にアプリ内のコインが消費され、このコインを購入するとき課金が必要です。
※一回に何コイン消費されるかは調べても出てこなかったので、わかり次第更新します。
maggmetを実際に使ってみた評価|メリットもデメリットぶっちゃけます
maggmetのメリット
maggmetのメリットは①相手探しが募集か参加だけの二つだけというシンプルさ、②近くのお相手とリアルタイムですぐ会えるという2点です。
多くのマッチングアプリでは「検索」や「趣味から探す」などお相手探しにたくさんの方法がありますが、maggmetのお相手探しは募集するか参加するかの二つだけなのでかなりシンプルです。
また地図上でお相手を探すので、近くの人と出会うことができます。メッセージのやりとりもないのでお相手が見つかりさえすれば出会うまでの時間は相当短いです。
ちなみに渋谷で使ってみたところこんな感じ↓
maggmetのデメリット
デメリットは①会員数が少なすぎて会えない、②メッセージをしないで会うので少し怖い、③悪質な業者など危険人物が増えそうという3点です。
まだできたばかりなので当たり前ですがお相手の母数が少ないのでなかなか会えません。
また、たしかに人が分かり合うにはメッセージより直接会うほうが早いですが、お相手の人となりが全くわからないというのも怖い人には怖いと思います。
このノリが合う人にはちょうどいいんだろうなぁ
一番心配なのは業者に出くわさないかどうかです。「儲け話あります」というタグはマルチ商法の勧誘にピッタリですし、「ママはどこ」というタグもいかにも業者が使いそう。
メッセージをしなくていい点も業者からしたら手間が省けてありがたいだろうな
僕自身まだ1人も会えていないので、今はアプリの使用感しか語れませんがこれから体験談は随時更新していきます。
maggmetにはサクラがいる?たくさんのマッチングアプリを利用してきた筆者が断言
サクラとは?
サクラとはポイント制の出会い系サイトやできたばかりのマッチングアプリに存在する、運営側がユーザーのフリをしたアカウントのことです。
サクラの目的はユーザーを騙してメッセージを続けてポイントを買わせたり、できたばかりのアプリをさも盛り上がっているかのようにみせたりすることです。
maggmetにサクラはいる?
結論ですがmaggmetにはおそらくサクラがいます。できたばかりのマッチングアプリなのでユーザーは少ないですし、カサ増ししてアプリに人気があるように見せるのは当然でしょう。
またツイッターにはこれといって口コミがないにも関わらず、Appstoreで星5の高評価がされているのも正直運営が書いていると疑ってしまいます。
月刊マッチングアプリでは、サクラがいないアプリのみ紹介しています。
サクラの心配無用!確実に出会えるおすすめアプリが知りたい人はコチラ⬇︎⬇︎
まとめ
- メッセージなしでいきなり会える斬新なアプリ
- できたばかりなので会員が少なく、なかなか会えない
- 業者に都合のいいシステムなので危険人物がこれから増えそう
- できたばかりなのでおそらくカサ増しのサクラがいる
maggmetはまだできたばかりで今後成長していく可能性は十分ありますが、業者などの悪質なユーザーが増えていく可能性はかなり高いと予測できます。
正直「パパはどこ」「ワンチャンあるかも」「儲け話あります」などのタグにはびっくりしました。真剣に恋活・婚活したい方はもちろん、軽い気持ちで使おうとしている人は気をつけたほうがいいでしょう。